地域医療研修センター
ごあいさつ
本院地域医療研修センターは、「プライマリー・ケア対策の充実の観点から地域医療の中心的な病院として、臨床研修を強化し、さらに地域医師の生涯教育の場 として運用することにより、地域保険医療医療機関の相互の機能分担と連携を図り、もって地域全体の医療水準の向上を図る」ことを目的として設立されまし た。 私どもは、この設置目的に沿い、医師、薬剤師、看護師およびコ・メディカルの方々を対象とした各種研修会や症例検討会、講演会等を催します。また、センタ ー内に地域医療連携室を設置し、先生方との診療情報、患者情報などの交換を電話、ファックスのみならず、インターネットを介した方法も含めて行い、病診連 携、病病連携をより深めてまいりたいと思います。このセンターは、医療従事者のみならず、地域住民の皆様へ保健医療情報、健康教育を提供する場としての役 割も果たしてまいります。 最近は、医療機関の役割分担が進みつつあり、施設間の連携が進みつつあります。特に、病院機能と診療所機能の分化が変化の方向であります。当院は、亀川 の国立病院として、地域の先生方からご支援を頂いてまいりました。別府市を始め、県北地域の90%以上の先生方から患者さんの紹介をして頂いております。 この地域医療研修センターを気軽にご利用頂くことで、先生方からの患者紹介やお問い合わせがスムースになり、連携を深めていくことが出来ると思います。 センターは、無料でお使い頂けます。皆様方の研究会等、地域医療の向上に役立つことにもどうぞご利用ください。
院 長 矢野 篤次郎
このたび、別府医療センター 地域医療研修センターが設立されました。当センターを通じ、わたしたちは、今後とも地域の皆様に親しまれ、信頼される病院であり続けるために、各種講演 会・勉強会を企画して最新の情報を発信いたします。地域の皆様にも、各種医療関係の集会などにお気軽に利用いただき、交流の場としてもご活用いただきたい と思います。センター共々当院により一層のご指導ご鞭撻を賜れば幸いです
地域医療研修センター長 川中 博文
利用案内
目的
当地域医療研修センターは、プライマリ・ケア対策の観点から、地域医療の中心的な病院として臨床研修を強化し、更に地域医師及び医療従事者の生涯教育の場 として運用することにより、地域医療機関相互の機能分担と連携を図り、地域全体の医療水準の向上を図ることを目的とします。
対象
利用対象者は研修センター運営要綱に定める目的の会合とし、国、地方公共団体、民間団体、その他施設長が認めたものとします。
利用手続
研修センター研修室、設備等を利用される場合は、あらかじめ利用許可申請書を施設長に提出し、その許可を受けてください。
運営方針、機能
地域医療研修センターは、独立行政法人国立病院機構別府医療センターに付与された診療機能と教育研修機能並びに臨床研修指定病院の機能を駆使し、地域全体の医療水準を向上させるため、次の業務を行います。
教育・研修
- 地域医療の医学研修会の開催
- オープンシステムによる症例、臨床及び病理検討会
※新医療技術の普及と医療資源の有効利用 - 臨床実技研修会
- 視聴覚機器による自己研修会
- 医学講演会及び教育講座
- 各種医療従事者研修会及び講習会
地域医療連携室
- 地域医療機関との診療連携
-
医療情報の提供
- 診療等に対する地域関連病院施設との連絡調整
- 保健医療情報の収集、提供
地域住民に対する健康、保健衛生知識の啓蒙
- 保健所および市町村などの関係機関連携をとりながら保健指導および各種講習会を開催し、必要に応じて広報活動を実施します。
- 地域の皆様、患者様向けの各種医学講演会及び教育講座を実施します。
地域医療フォーラム
医療・症例カンファレンス
設備等
新外来棟工事による建て替え中