〒874-0011 大分県別府市大字内竈(かまど)1473番地
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あいさつ

学校長あいさつ

学校長 末永 康夫

本校の歴史は古く、前身は昭和23年(1948年)に開学した国立亀川病院附属高等看護学院であり、その後、国立別府病院附属高等看護学院、国立別府病院附属看護学校と変遷し、平成4年(1992年)には国立別府病院附属看護学校と国立療養所西別府病院附属看護学校の統合により、現在の地に国立別府病院附属大分中央看護学校として新たに開校しました。平成16年(2004年)に国立病院・国立療養所の独立行政法人化により国立病院機構別府医療センター附属大分中央看護学校と更に名称変更しました。

このように開校以来70年以上の歴史と伝統のある中でしっかりと教育を積んだ優秀な看護師を毎年社会に送り出しています。本校同窓会“葉月会”の会員数は4600名を超え、大分県は勿論、全国各地で活躍しています。

看護教育において最も重要な臨地実習は、隣接した母体施設である国立病院機構別府医療センターで行われています。別府医療センターは、独立行政法人化後、平成20年(2008年)の南北病棟の完成に始まり、平成24年11月(2012年)に外来診療棟、平成27年(2015年)に精神科病棟・デイケア棟の完成をもって施設のすべてが一新されました。また、旧外来等を解体した跡地にドクターヘリ専用のヘアポートが完成、さらにCTやMRIをはじめとする画像診断や放射線治療に高精度の医療装置を備えることにより最新の医療を提供できる環境を整えることが出来ました診療面では33の診療科と100名を超える医師が勤務し、「地域がん診療拠点病院」、「地域周産期母子医療センター」、「地域小児科センター」の指定をはじめ脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病治療の指定医療機関として様々な疾患の急性期を診療する拠点病院としての役割を担っています。良質で安心・安全な医療の提供を目指し、平成29年(2017年)に日本医療評価機構の認定を受けています。

最後になりますが、本校は2025年3月末に閉校し、その後は敷地を活用して学校法人別府大学が看護学部を設置する予定になっています。2022年12月15日に別府医療センターと別府大学は看護学部設立・運営に関する包括連携協定を締結し、人的・知的資源、機能及び施設整備等教育環境の活用を図りながら継続して看護職を育成し、地域社会の発展に寄与して参ります。

2024年4月