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令和5年度学校祭を開催して

令和5年10月14日に、看護学校最後となる学校祭が開催されました。今年の学校祭のテーマは「煌」(きらめき)です。このテーマには「光り輝くこと、きらきら光ること」という意味があります。国のコロナ対策も緩和され、少しずつ明るい方向へ進んでいる世の中で、自分が持っている個性や強みを最大限にきらめかせ、明るい未来を切り開いていきたいという思いが込められています。

今年の学校祭は、4年ぶりに地域の方々をお招きしました。今年度は1年生がいない為、2学年の少ないマンパワーの中、限られた予算でどの様な企画にすれば来場者の皆様に楽しんで頂けるだろうかと何度も何度も話し合いました。講演会では「がんになっても煌めいて生活している人々を支える」というテーマでシンポジウムを行いました。5名のシンポジストの様々な立場からの発表を聴き、がんになっても生き生きと煌めいて生活している方々を支えていける看護師になる為に、今後も日々の学習に一層力を入れていきたいと思いました。

バザーでは、病院職員の皆さまや学生による商品提供の協力により、沢山の商品を準備することができました。開店前から並んでくださる来場者もおり、大盛況のうちに終わりました。今回の売上金は別府市社会福祉協議会へと寄付させていただく予定です。

有志によるパフォーマンス発表では、歌やダンスを披露しました。私もメンバーの一人としてダンスを披露しましたが、会場が一体となって盛りあがりました。また、キャンドル作りやフォトブースなど、学生・来場者全員が楽しんで企画に参加してくださいました。さらに模擬店ではキッチンカーも準備し、美味しいものを食べながら皆が楽しく交流されていました。

当日は幸い過ごしやすい気候となり、地域の方々や実習でお世話になっている指導者の皆様、同窓会の皆様等、計55名の来場がありました。

誰もが笑顔溢れる、まさに「煌めいた」学校祭となり、普段お世話になっている地域の方々へのささやかな恩返しになったのではないかと思います。準備は大変でしたが、来場者の笑顔を見て、頑張った甲斐があったと本当にうれしく思います。

学校祭に来てくださった方々、また学校祭にご協力いただいた関係者の皆様に深く感謝致します。ありがとうございました。

令和5年度学校祭実行委員長 2年 河野萌奈