腎臓内科

治療方針
腎臓内科では、あらゆる腎疾患に対して急性期・慢性期・透析期を問わず総合的な精査・治療を行っています。
腎疾患には糸球体腎炎などの腎臓固有の病気以外にも、肥満・糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病を原因とするもの、膠原病などの全身性疾患により腎障害が生じるものなど多くの原因が存在します。多くの腎疾患は自覚症状に乏しい場合が多いため、治療・寛解のためには検査の実施による早期発見と、患者さんが早期に異常であることを認識できる患者教育が重要とされています。
私たちは腎機能異常の早期発見と適切な治療・管理へと展開できるよう多くの医療スタッフとの連携を通じて最善の医療を提供できるよう取り組んでいます。
主な治療対象疾患
- 健診で指摘された尿検査異常・腎機能異常
- 浮腫や電解質異常などの体液異常
- 急性腎障害
- 慢性腎臓病の管理・栄養指導や運動指導などの教育・合併症精査
- 腎代替療法の選択(血液透析・腹膜透析・腎移植)と準備、適切な導入管理
- 血液浄化療法を必要とするあらゆる疾患
- 慢性透析治療にともなう合併症
- 透析アクセス不全(シャントトラブル・腹膜透析カテーテルの機能異常)
診療実績
平成29年
総入院患者数 | 356人 (29.7人/月) |
|
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CKD教育入院 | 38件 | |
腎生検 | 20件 | |
新規透析導入数 | 血液透析 | 40例 |
腹膜透析 | 6例 |
手術件数
手術名 | 件数 | |
---|---|---|
バスキュラーアクセス造設/再建術 | 70 | |
カフ型カテーテル留置術 | 14 | |
腹膜透析関連手術 | カテーテル留置術 | 9 |
カテーテル埋没術 | 2 | |
出口部変更術 | 5 | |
カテーテル抜去術 | 10 | |
VAIVT(シャントPTA) | 202 | |
狭窄例 | 171 | |
閉塞例 | 31 |
スタッフ紹介
菊池 秀年
- 専門領域
- 腎臓内科一般
- 専門性資格
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- 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
- 日本腎臓学会 腎臓専門医・指導医
- 日本透析医学会 透析専門医・指導医
- 日本腹膜透析医学会 認定医
河野 恵美子
- 専門領域
- 腎臓内科一般
- 専門性資格
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- 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
- 日本腎臓学会 腎臓専門医
川原 有希子
- 専門領域
- 腎臓内科一般
- 専門性資格
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- 日本内科学会 認定内科医
- 日本腎臓学会 腎臓専門医・指導医
- 日本透析医学会 透析専門医・指導医
栗本 遼
- 専門領域
- 腎臓内科一般