リウマチ・膠原病内科

治療方針
関節リウマチ及び膠原病の診断・治療を行っています。
20世紀から21世紀にかけてリウマチの診療は大きく進歩しました。画像診断による早期診断と有効な薬剤による治療により、リウマチは早期発見し寛解を目指す疾患となりました。
- 多関節痛があるのに、腫れがないとか、血液検査が陰性だからと言ってリウマチを見逃していませんか?
-
→数年後に変形するかもしれません。
- 関節の腫れがなくても超音波で関節炎が診断できます。
- リウマチの20%がリウマトイド因子、抗CCP抗体陰性です。
- 多関節痛があり、リウマトイド因子、抗CCP抗体が陽性だからといって、ステロイドや抗リウマチ薬を投与していませんか?
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→他の疾患かもしれませんよ。
- リウマトイド因子より特異度の高い抗CCP抗体でも他疾患の10人に1人は陽性で、結核においては30%が陽性になります。リウマトイド因子は他の感染症でも陽性になります。
多関節炎を疑う患者さんは是非、リウマチ専門医にご相談下さい。
膠原病については、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、多発筋炎、強皮症などの一般的な膠原病に加え、不明熱の原因の1つで診断が難しい血管炎なども診断・治療しています。膠原病は病変が多岐にわたることが多く、他科と連携して治療にあたっています。
研究活動情報公開
診療実績
平成29年
外来
定期的通院患者数 |
450人 (関節リウマチ約350人、 膠原病約100人) |
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初診 | 20人/月 |
入院
1日平均患者数 |
10人 (関節リウマチ約50%、 膠原病約50%) |
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生物学的製剤治療
(定期患者のみ。当院で導入後他院にて加療している患者は含まない)
エンブレル | 23人 |
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オレンシア | 17人 |
レミケード | 8人 |
ヒュミラ | 9人 |
シムジア | 12人 |
シンポニー | 12人 |
アクテムラ | 9人 |
スタッフ紹介
鳥越 雅隆
- 専門領域
- リウマチ、膠原病
- 専門性資格
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- 日本内科学会認定総合内科専門医
- 日本リウマチ学会認定リウマチ専門医
- 日本リウマチ学会指導医
- 医学博士
木村 大作
- 専門領域
- リウマチ、膠原病
- 専門性資格
-
- 日本リウマチ学会認定リウマチ専門医