放射線科

治療方針
放射線科では画像にもとづく全身の疾患の診断・治療を行っており、次の3部門から構成されています。
- 画像診断
- CT, MRI, 核医学検査などの特殊機器を用い、体の中を詳しく調べ、病気の有無、質的診断、広がり診断を行う。
- インターベンション
- 画像検査の技術を応用し、高度な検査や治療を行う。(肝臓癌塞栓術、出血に対する塞栓術、静脈瘤塞栓術、カテーテル化学療法、画像誘導下ドレナージ、画像誘導下腫瘍生検、術前マーキング等)
- 放射線治療
- 高エネルギー放射線を使い、侵襲性の低い悪性腫瘍の治療を行う。
当院のスタッフのうち2名は日本医学放射線学会の専門医であり、各部門で責任を分担し診療を行っています。また、精度の高い良質な医療の効率的な提供のため、各診療科と密接な連携をとり、病院全体のレベル向上に努めています。原則として各診療科の先生からの紹介で診療を行っており、病診連携として外部医療機関からのご紹介によるCT, MRI, 核医学検査も行っています。
診療実績
画像診断検査(年間件数)
一般X線撮影 | 75,838件 |
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ポータブル撮影 | 9,104件 |
乳房撮影 | 1,117件 |
パントモ | 278件 |
骨塩定量 | 398件 |
透視撮影 | 1,042件 |
血管造影・心臓カテーテル | 954件 |
CT | 12,696件 |
MRI | 3,892件 |
核医学検査(年間件数)
432件
放射線治療(年間症例数)
179件
スタッフ紹介
山口 俊博
- 専門領域
- 核医学診断、放射線治療
- 専門性資格
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- 日本医学放射線学会認定放射線治療専門医
兒玉 真
- 専門領域
- 放射線科一般
- 専門性資格
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- 日本医学放射線学会認定放射線診断専門医
古屋 暁生
- 専門領域
- 画像診断、インターベンション
- 専門性資格
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- PET核医学認定医
- 核医学専門医
- 放射線診断専門医
田畑 公佑
- 専門領域
- 画像診断、インターベンション
その他
最近の当院放射線科の話題
2014年12月にCT装置が東芝社製320列CT「Aquilion ONE」に更新されました。
当装置のX線検出器は16cmの範囲をカバーでき、面検出器と呼ばれています。16cmの範囲に入る心臓を1回転で撮像できるため、更新前の64列CTでは画像に継ぎ目がありましたが、継ぎ目の無い鮮明な冠動脈CT画像が得られるようになりました。